住まいを探すときに、交通アクセスや周辺の環境などさまざまな条件を設定しますが、中には『おしゃれな街』『にぎやかな街』といったように都市の持つイメージに魅かれて探す人もいることでしょう。イメージを優先して住まいを探している人に向けて、おしゃれな街として有名な横浜と神戸の魅力をお伝えします。
おしゃれな街といえば？
おしゃれな街として思い浮かぶのはどの都市でしょうか？
全国の20代から60代の男女を対象にしたアンケートによると、おしゃれな街のイメージが最も高かったのは銀座や代官山といった世界にファッションを発信している東京で、その次が異国情緒あふれる港町の神戸、横浜が上位にランクインしました。アンケートの順位は名古屋、京都、福岡、大阪、札幌と続きますが、第1位である東京は37％、神戸は18％、横浜が15％と上位三都市は二桁台の回答に対し、第4位以降は5％にも届いていませんでした。アンケートの結果から、おしゃれな街といえば東京、神戸、横浜の三都市といっても過言ではないでしょう。
神戸と横浜、どっちに住みたい？
東京に次いでおしゃれな街のイメージがある神戸と横浜ですが、どちらも歴史のある、異国情緒溢れる港町ということで、似ている部分がたくさんあります。中華街、居留地、洋風文化、モダンな建築物・・・。神戸と横浜、そのどちらも文化、建築物を大切に守りながら発展し、年間何百万人も訪れる観光スポットとしても注目を浴びています。神戸と横浜の街自体にはそれほど大きな違いはありませんが、神戸には神戸の、横浜には横浜の良さがあります。
東京に行く機会が多い人は横浜を、家賃や物件相場を抑えるなら神戸を選ぶといいでしょう。また、自分の生まれ故郷、身内に近いからという理由で神戸、横浜を選択するのも一つです。会社の場所、転勤の有無、進学、親族、自分のライフスタイルなど、あなたに合った住まいが見つかるといいですね。
交通アクセスが良好な「横浜」と食が豊富な「神戸」
横浜の良さは首都圏の東京に近く、都内で働くサラリーマンに人気が高いのはもちろん、公園や買い物、小さい子供向けの施設が充実している事から、ファミリー層にも大変人気があります。また、鎌倉や湘南へのアクセスもよく、都会からリゾート地へすぐに行けるのも特徴です。中華街、みなとみらい、赤レンガ倉庫、山下公園など、横浜を代表する観光スポットが揃っており、観光客だけでなく、地域の人々も楽しめる地域になっています。
神戸は六甲山と海に挟まれた自然豊かな地。芦屋市から神戸市中央区あたりまでの広い地域を神戸と呼び、芦屋・岡本エリアは戦前に別荘地として発展した面影が今も街のあちこちに残っています。神戸は靴の産地としても有名で、神戸発祥の有名スイーツショップも数多くあります。1995年の阪神大震災で神戸は大惨事に見舞われましたが、震災から20年。街は見事復活し、今もなお発展を遂げています。
