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待機児童0まであと一歩!灘区

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2016年に新しく開業したJR摩耶駅のおかげで交通アクセスがさらによくなった灘区について詳しくみていきましょう。灘区も東灘区同様、震災後の復興に伴って住宅街が新しく建設され、その後人口は増加しています。

交通の利便性がアップした灘区

2016年3月にJR灘区と六甲道の間に新しく摩耶駅が開業しました。これにより、神戸の商業地区である三宮や大阪の梅田へのアクセスがぐっと良くなりました。人口も増加し、2015年に行われた国勢調査ではおよそ13万人、前回の調査よりも約2%、2600人ほど増えたことが分かりました。

バリエーションに富んだ観光スポットがある

灘区にはJR東海道本線をはじめ、阪神電車や阪急電車の3路線が走る交通の利便性が高いエリアです。特に阪急神戸線は神戸の観光スポットとしても有名な六甲山への交通アクセスにとしての役割も大きく、六甲駅からはケーブル駅へのバスが出ています。六甲山展望台へ行くなら六甲ケーブル下へ、六甲山牧場へ行くなら摩耶ケーブルへ向かい、途中ケーブルカーからロープウェーに乗り換えます。
さらに、阪急神戸線の王子公園駅は、パンダのいる王子動物園があります。日本国内でパンダをみれるのは上野動物園、南紀白浜アドベンチャーワールド(和歌山)、王子公園の3カ所だけで、園内にはアムールトラやシベリアオオヤマネコなど珍しい動物だけでなく、ヒツジやウサギと直接触れ合うことができるスポットも。遊園地や、スポーツセンター、文学館、洋館(旧ハンター住宅)もあり、散策がてら一日中遊ぶこともできます。

ーーーーー以下2023年3月3日追加記事ーーーーー
<見どころいっぱいの六甲山>
■六甲山牧場
六甲山上にひろがる高原牧場。「人と動物と自然とのふれあいの場」をテーマとし、放牧している羊やヤギ、乳牛などを中心に、様々な動物とふれあうことができます。乗馬体験や子牛のミルクやり体験、うさぎとの触れ合い体験、ヤギの餌やり体験などのほか、シープドッグショーやホースショー、羊の学校などの動物イベントも定期的に開催されています。
動物とふれあえるだけではなく、「神戸チーズ館」や「まきば夢工房」といった施設では、チーズの製造工程の見学や羊毛クラフト体験などが楽しめます。牧場オリジナルのカマンベールチーズ入りのソフトクリームは、この牧場の大人気商品です。
■六甲枝垂れ
六甲山に来たなら一度は訪れたいビュースポット『六甲枝垂れ』。六甲の大自然と融合する、大きな樹のような見た目をした展望台です。広島を拠点に活動する建築家、三分一 博志(さんぶいち ひろし)設計で、「これからの時代、この場所で何を眺望する必要があるのか」という問いに立ち、六甲山自体(私たちの暮らす地球)を眺望する額縁となることを意図したそう。
標高約880mと、六甲山上で最も標高の高いこの展望台からは、素晴らしいパノラマビューが望めます。また夜は季節ごとにテーマの異なるライトアップがなされ、外からこの『六甲枝垂れ』を見てもよし、枝越しに見る神戸の夜景も絶景です。
■六甲ミーツ・アート芸術散歩
2010年から始まった、『六甲ミーツ・アート芸術散歩』。毎年秋に開催されています。上記の『六甲枝垂れ』などのスポットを含む、複数の地点にアート作品が展示され、それらを楽しみながら六甲山を散歩できるイベントです。普段の六甲山も魅力的ですが、この期間はまた違った感じ方や出会いがあり、芸術を通して”新しい六甲山の魅力”を知ることができます。
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灘区の子育て事情

灘区は交通の利便性が高く、公園や動物園など子どもに人気のスポットがあることから、ファミリー層から人気のあるエリアです。そのためファミリー層の悩みでもある待機児童問題が深刻かと思いきや、実は神戸市の中でも待機児童の人数が少ないエリアで、2015年に待機児童はわずか1人、という待機児童ゼロまであと一歩、という状況からもうかがい知ることができます。しかし、人口が年々増加していることから、新たな保育施策を行うことが今後必要になるかもしれません。

灘五郷の由来でもある

灘区は日本一の酒どころ「灘五郷」のひとつ「西郷」があります。「西郷」エリアには金盃、沢の鶴、富久娘などの酒蔵があり、今でも酒造りが盛んです。沢の鶴では昔の酒蔵資料館があり入館料は無料。ミュージアムショップでは日本酒の購入、無料試飲ができるそうです。隣の東灘区にも有名な酒造メーカーがあり、最近は灘五郷を巡るツアーも人気で、神戸の新たな観光スポットとなっています。

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