都心に近く交通アクセスが抜群な港北区について詳しくみていきましょう。港北区には商業施設がたくさんありデートにもおすすめのエリアです。
交通アクセスが抜群
港北区は横浜市の中で北東部に位置しているため都心に近いエリアで、東横線沿いに開発が進められ、その中でも新幹線の停車駅でもある新横浜駅周辺は商業の中心でもあります。
東横線や東海道新幹線など充実した交通網のおかげで横浜市の南部や東京都心からもアクセスしやすいため、わざわざ他の地域から引っ越してくる人もいるほど人気が高く、注目されているエリアです。そのため年を追うごとに人口も徐々に増加している傾向があります。
デートにおすすめの場所がたくさん
港北エリアには商業施設がたくさんありますが、その中にはデートにぴったりな場所もあります。
「新横浜スケートセンター」は季節に関係なく一年中スケートを楽しむことができます。そのため、ウィンタースポーツが好きなアクティブなカップルからは人気が高い場所です。貸靴もあるため手ぶらで気軽に訪れることができるほか、スケートの体験教室やフィギュアスケート教室も随時、開催されています。しかし、国際的なスケートの試合やリンクが貸し切りされている場合もあるため、訪れる際は事前にスケージュールを確認しておくといいかもしれませんね。
これからの季節におすすめなのが日産スタジアム内に併設された「日産ウォーターパーク」です。温水プールなので一年中訪れることができますが、暑い夏は特に混雑するため入場に時間がかかる場合もあります。日産ウォーターパークにはウォータースライダーなどがあるアクアゾーンとジャグジーやアロマルームなどがあるバーデゾーンに分かれていて、心身ともにゆっくりリラックスすることができます。全部で22種類あるためマイペースに楽しむことができ、デート中のカップルだけでなく子供やお年寄りなど幅広い世代が楽しむことができる場所です。
ショッピングを楽しみたいのであれば「キュービックプラザ新横浜」がいいでしょう。新横浜駅と直結しているため移動もしやすく、地下1階から地上10階までのフロアにはライフスタイルだけでなく食料品や雑貨、レストランやカフェなどが多種多様に入っているためショッピングを楽しんでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。食料品売り場には食材だけでなく手土産となるようなものもたくさん売っているため、新幹線の待ち時間を利用してお土産を物色することもできます。
歴史を生かしたまちづくり(2019年11月追記)
横浜市では市内の魅力を発見・発信する取組の一環として、歴史を生かしたまちづくりを推進しており、「横浜市認定歴史的建造物」の認定制度があります。港北区内でも公開されている歴史的建造物がいくつかあるので、訪れてみてはいかがでしょうか。
例えば、「日吉の森庭園美術館(田邊家住宅)」。築150年を超える庄屋造りの建物で、人間国宝の芹沢銈介(せりざわけいすけ)が手掛けた『どんちょう下絵』の他、多くの民族文化財が良好な形で保管されています。この地の発展に深くかかわり、多くの要職を歴任した田邊泰孝(2013年没・享年92歳)がこの建物名の由来です。田邊家は港北区下田町の旧家で、家伝によると三河武士の末裔で初代は江戸幕府直轄領(天領)三十石五人扶持と苗字帯刀を許され、この地の管理を任されたそうです。茅葺(銅版覆い)の主屋と土蔵のほか、防空壕跡や古井戸の跡、主屋の周辺には里山風情を伝える竹藪や雑木林も残されており、周辺の緑地と一体となって貴重な歴史的景観を形成しています。
他にも「横浜市大倉山記念館」があります。この記念館は、実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦により「大倉精神文化研究所」の本館として、1932年に建設されました。1981年に横浜市が寄贈を受け、大改修のうえ建物の保存を図るとともに、1984年に横浜市大倉山記念館として生まれ変わり、1991年には横浜市指定有形文化財に指定。開館以来、地域に密着した催し物が多数行われる文化施設として市民に親しまれています。