おしゃれな街のイメージがある神戸と横浜ですが、住みたいランキングでもいつも上位に入っています。そんな人気の高い神戸と横浜の魅力を紹介します。
交通アクセスのよさと利便性が高い「神戸」
神戸といってもそれなりの広さがあり、エリアによって特色が異なります。兵庫県民が選ぶ住みたい街ランキングで3位の中央区、4位の東灘区、5位の灘区はランキングに入っているだけあって利便性が高く住みやすいエリアです。神戸空港や大阪(伊丹)空港、関西国際空港の3つの空港へのアクセスをはじめ、新幹線やJR、私鉄、高速バスも充実。関西圏の移動がしやすいのはもちろん、隣の中国地方や、淡路島を通って四国へ日帰りで行くこともできます。
温暖な気候と人柄も魅力のひとつ
神戸市は北側に六甲山があり、南側は太陽の恵みと温暖な気候の住みやすいエリアです。大阪からもアクセスがしやすく、気候のおかげもあって、戦前は別荘地として発展。富裕層や外国人が多く住んだことから、今でも神戸にはその名残があちこちに残り、ファッションや食も発展しました。六甲山は週末になるとハイキング・登山客で賑わい、海ではボートや釣りを楽しめます。住環境の良さと、大阪へのアクセスの良さから関西でも常に住みたい街上位にランクイン。エリア内には神戸大学や有名私立大学があり、勉強に対する意識も高い事から、子どものいるファミリー層に特に人気があります。
神戸では場所・方向を表すときに「海側」「山側」という表現を使いますが、その表現通り、神戸市は海側と山側では高低差があります。神戸の観光スポットとして有名な北野坂には、異人館を改修したスターバックスや、阪神大震災以前は会員制だった『にしむら珈琲』や洋風建築が並び、地元の人からも愛されています。
ファミリー層におすすめの「横浜」
関東の住みたい街ランキングで第3位に入っている横浜は、都心や飛行機での交通アクセスの良さはもちろんのこと、港町ならではの景観や観光スポットの充実などさまざまな魅力に溢れています。その中でもとりわけファミリー層から人気が高く、ファミリー層に限ったランキングでは、吉祥寺に次いで第2位となっています。
慶應義塾大学のキャンパスがある日吉エリアは港北区にあり、港北区は文教地域として名高く、塾や予備校が多くあります。そのことから教育熱心な家庭からの注目度・人気の高く、エリア内に大きな公園があり、塾や予備校の座学だけでなく、自然も取り入れた多彩な教育を受けることができるのも人気の一つです。港北区の隣のあざみ野や、たまプラーザのある青葉区は、駅周辺が再開発されて発展した地域です。わざわざ都心まで出ずとも買い物ができ、小さい子供のいるファミリー層に人気があります。青葉区には美しが丘公園という大規模の公園があり、大型の遊具だけでなく野球場や芝生広場も揃っています。
アミューズメント施設や買い物、観光スポットが充実している
神戸・横浜どちらも、教育環境や自然環境が整っているだけでなく、子ども向けのアミューズメント施設が充実しているのも特徴です。
みなとみらいがある桜木町と、ハーバーランドがある神戸市中央区には、小さな子どもに大人気のアンパンミュージアムがあります。どちらも子ども向けの施設が多く、駅周辺もしっかりと整備されており、歩道と車道が分離されているため小さな子どもがいても安心です。道路も平坦な道が多いためベビーカーでの移動がスムーズです。また、周辺は買い物施設も充実しており、観光スポットとしては神戸・横浜どちらにも中華街があります。小さい子供のいるファミリー層から幅広い世代を受け入れる街。そんな所も人気がある理由のひとつです。